玉川温泉の効能に迫る

玉川温泉は効能確かな秘湯として有名です。その歴史は古く、江戸時代初期に発見されたと言います。発見当初は鹿が湯につかっていたことから、「鹿湯」とも呼ばれていました。効果・効能の確かな湯として、湯治に訪れる人が多く、旅館などの宿泊施設のほとんどが療養・静養を目的としていることでも、その効能のほどが分かります。

そんな玉川温泉の効能の秘密は2つ。ひとつは塩酸系の強酸性泉だということ。pH1.2という国内屈指の強酸性の源泉は、普通の人はとても長く入ってられないほどです。

そしてもうひとつ、効能の主な要因となっているのが北投石と呼ばれる放射性(ラジウム)鉱石です。この北投石は、世界でたった2箇所でしか採れない天然のラジウム鉱石で、特別天然記念物にも指定されています。このラジウム鉱石から半永久的に放射されるラジウムが、玉川温泉の効能をより高いものにしているのです。

岩盤浴のすすめ

玉川では岩盤浴が盛んに行なわれています。玉川温泉の泉質が強酸性で、直接の入湯に適さないことや、付近の地熱が高いことなどが岩盤浴が行なわれる理由となっているようです。岩盤浴は 「遠赤外線」、「マイナスイオン」、「ラジウム線」という3つの効能によりガン治療を初めとした高い効能を持っています。

秋田の秘湯・玉川温泉

秋田県にある玉川温泉は、かつては山に暮らすマタギや鉱山夫だけが利用している、秘湯中の秘湯だったようです。1900年代に温泉街として開かれた後も、深い山々と降り積もる雪に囲まれた険しい立地で、まさに秘湯の趣があります。それでも、年間25万人もの人々が訪れるのは、玉川温泉の効能を信じる湯治客が多いことを物語っています。多種多様の効能と厳しい立地条件が秘湯として人々の心を引きつけてきたのでしょう。今では「ぶなの森 そよ風」等の宿泊施設が整い、湯治客を支えています。

新玉川温泉

新玉川温泉は、玉川温泉と源泉を同じくする湯で、徒歩10分程度の所にあります。玉川が湯治客向けの療養施設とするなら、新玉川は観光客向けの街とも言えるでしょう。もちろん、源泉が同じですから、効能も確かなものです。

埼玉の玉川温泉

埼玉にも玉川温泉という湯があります。こちらはアルカリ性の単純泉で、秋田の玉川温泉ほどの効果はありませんが、地元客で賑わっているようです。近くのゴルフ場にも温泉が供給されているそうで、ゴルフの後にひとっ風呂汗を流すこともできそうです。

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